戸建てで楽しむ趣味ライフ

子どもと一緒につくる
パペット人形

パペット人形はできあがったときから家族になる!

 家族の気持ちをパペット人形に託す「ごっこあそび」

子どもが親の真似をしたり、ペットになってみたり。たとえ自分自身だとしてもそれをパペット人形として演じることで、親としての気づきが得られることもあります。お姫さまやヒーローになって、架空の世界に羽ばたくのも子どもにとってはとても大切なこと。自分でつくったパペット人形がそれを叶えてくれるなら、こんなに楽しいことはないでしょう。子育てのしつけ役をパペットママにしてもらうなど、毎日のコミュニケーションを新鮮にしてくれるなんて役どころもお願いしたいですね。パペット家族と暮らすと、家中に物語が溢れてきます。大人の想像力もきっと刺激されるはずです。

 子どもの寝かしつけに。パペット人形といっしょに楽しむ絵本タイム。

絵本の読み聞かせにパペット人形はぴったり。大人がパペット人形になりきって読み聞かせるも楽しいですし、子どもにパペット人形を動かしてもらい、絵本の登場人物になって物語に入り込んでいくなんてことも、どうなるか興味津々です。楽しみがどんどん加速すると、絵本がなくてもパペット人形同士で物語をつくりだすようになるかもしれませんね。

 ママ・パパのつよい味方!たのしい食事タイムに。

離乳食に興味をもってもらいたいとき、なかなか食べてくれない苦手なものにチャレンジするとき、パペット人形が先に食べてみせてあげましょう。そこでパペット人形がおいしそうに食べてくれたら、子どもはきっと興味をもつはずです。「あら不思議、これを食べたら強くなったぞ!」「わたしはキレイになったわ!」なんてパペット人形と話しているうちに、一口ふた口と食べ出してくれたら食事の時間が楽しくなりますよね。

  

 使わないときは、飾っておくとお部屋が楽しい雰囲気に。

せっかくつくったパペット人形ですから、遊ばないときにも楽しめるといいですよね。たとえば、空き瓶やペットボトルにかぶせて、お部屋に飾ってみてはいかがでしょう。家族写真のとなりにパペット家族を並べてみたり、てるてる坊主のように綿をつめて吊るしてみたり。子どもが泣き出してしまったときの気分転換に、さっと取り出せる場所にあると便利ですよ。

教えてくれたのは


白井 裕子さん SHIRAI YUKO
イラストレーター、美術講師。自身の創作活動のかたわら、子ども向け造形絵画教室を主宰。イベントをはじめ特別支援学級や通信制高校などでもワークショップを行っている。 家族で楽しめるアートマガジン「オチャノマート」で、さまざまな工作レシピを紹介している。

○白井裕子:www.yukohouse.com
○オチャノマート:www.ohchanomart.com

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